カテゴリー別アーカイブ: Portativ Organ

アントレのオルガン会に参加

2011/03/27の記録です。
古楽情報誌アントレの主催する、

「手作りオルガン大集合」という企画に参加しました。できたばかりのポルタティーフ・オルガンを持参しました。

このオルガンは、10年ほどまえにこのアントレで連載された、田中先生のオルガン作りの記事にならって、作ったものです。今日は田中先生もいらっしゃるので、「本家」詣で、であります。

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ポルタティーフ・オルガン空を飛ぶ

2011/03/26の記録です。
釧路から東京へ、カートに乗せたポルタティーフ・オルガンをがらがらと引いて、飛行機で向かいました。

難関と目していた飛行機は、楽勝でした。というか航空会社が丁寧に対応してくれました。この奇妙な物体、楽器ですと言ったら、ケースごとさらに、いつもの青い箱(ANA)に入れてくれました。幸い無事入る大きさでした。これだけ包めばまず大丈夫。いつもヴァイオリンを運ぶときにこういう対応をしてもらっているので、特に驚くこともありませんでした。

しか〜し。強敵は意外なところに潜んでいたっ!
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ポルタティーフ・オルガン制作:荷造り完了

2011/03/25の記録です。
アントレのオルガン会がいよいよ明後日 3/27 にせまり、明日 3/26 は出発です。最終の荷造りをしました。
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まず、ポルタティーフ・オルガンをケースに収納します。ケース内部には、姿勢を支える部材や、衝撃吸収材などを少しずつ作りつけてあります。ほぼぴったりと収まります。
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重さも結構なものになりましたから、手で持ったり肩からかついだりではへばるのは必至。そこで折りたたみカートに載せました。手近にあるベルトを流用したら、赤青カラフルで、サンタさんの荷物みたくなったぞよ。
このカート、年期もので、一部壊れていますが、まあ、なんとかなるでしょう。
これで、はたして、飛行機に乗れるか。東京の雑踏を無事通過できるか??

オルガンケース:持ち手がつきました

2011/03/23の記録です。
オルガンケース、運ぶには持つところが必要です。よくある、肩掛けバッグのベルトを取り付けるような、金具を探しているのですが、まったく見つからない。期日も迫っているので、しょうがなく、作ることにしました。
金属棒にベルトを取り付けようという魂胆です。手近にあったステンレス棒(カンテレの弦止めに使ったもの)をジグソーで切るのがたいへん。昨日は机の端のクランプで挟んで切ろうとしましたが、固定が不十分で材料もジグソーも大暴れして大変。そこで今日は固定ジグを作りました。
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端材の 2×4 に、金属棒の直径幅の溝をトリマーで掘り、ジグソーの刃が上下しても机にぶつからないだけの高さを確保しました。この端材を机にクランプして使います。材料がしっかり固定されてぐっと作業しやすくなりました。やっぱりジグは大事です。
ベルトを長短2本セットすることもあるかと考え、金属棒は左右 2 本ずつ備えることにしました。棒の両端は、その辺のラワン材の端材から作りました。
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取り付けて、ベルトも通したところ。これで運べそうです。
さて、残る難関は…、演奏です。アントレのオルガン会では演奏もします、と言ってしまいました。必死でさらわねば。