2011/02/26の記録です。
ゼミ旅行疲れもほぼ抜けて、今日は昼からオルガン作りです。鳴りの悪いパイプを交換すべく追加生産中。
材料を精査したら、どうも5本分が限界のようなので、追加は5本となりました。
再びリップ削り工程に戻ってきたので、リップ削りジグを少し改良しました。高下駄式にして机の端でなくても作業できるようにしました。
まずは、長い3本を作ります。
さて、前板を接着して硬化待ちとなったところで、昨日仕入れてきたオイル塗装のテストをしてみます。本格的にオイル塗装をするのは始めてなので、まずはどんな感じか試してみようというわけです。
ナチュラルキーのコクタン、シャープキーのブナ、本体のマツの端材に、それぞれワシンオイルの透明と、ワトコオイルのナチュラルを試してみます。その他、マツには着色オイルもちょっと試してみます。
ワシンオイルをたっぷり塗った直後。しばらくして拭き取ります。
コクタンは、導管にしみ込んだオイルがしみ出てくるようで、何回か拭き取らないと斑点上のムラができるよです。
洗い用のペイントうすめ液がクサイ。キョーレツです。ラリってしまいそうだ。体調が一気に悪化(?!)。今日はこのぐらいにします。
月別アーカイブ: 2011年2月
オルガン制作:整音:結局パイプ作り足し
2011/02/21の記録です。
予備パイプを使い切ってまだ不調なので、結局あと 6 本ほど、パイプを作り足すことにしました。リップが「高い」のも気になっているので、もしあわよくばそこも少しは改良したいです。
もっとたくさん作ろうかなとも思いましたが、今度は材料のヒノキ材が払底。6本作りきれるかどうかも微妙(;_;)。
今日はケルンを作り、側面板を接着してクランプ。また次回。明日からゼミ旅行なので、しばらく先です。
オルガン制作:簡易風圧計をテスト
2011/02/17の記録です。
どうもふいごを強く押さないと鳴らないことが気になり、オルガン作りの洋書や、先輩サイトなどをみて、ふいごの風圧を知りたくなりました。
そこで、以前に買ってあった内径 8mm のビニールチューブを持ち出してきて、ちょっと実験。水を入れて、手で U 字型にして、片方の端を口で吹いてみる。
洋書によると、水面の差が 1〜2 inch とのこと。そうなるように吹いてみると、かなりそ〜っと吹かないとダメということが分かりました。いままでパイプを試しに吹くときに、景気よくピューピュー吹いていましたが、それではダメなのね。
人間の肺は、意外とパワフルなのね、と実感したところです。
ポルタティーフオルガンでも実験してみました。パイプを一つ外して、そこにチューブを接続し、鍵盤を何かで押さえたままにして、ふいごで風を送ってみる。
これもやや優しく押さないと 1inch ぐらいにはならなそう。でも 1〜2 inch 程度にはなっているっぽい。
なにしろ手でチューブをU字に支えながらの実験なので、不正確。そのうち、先輩サイトなどに倣ってちゃんとしたのを作ります。
(後日記: と言いつつ、5月始め現在でまだ作ってません…(^^;;))
オルガン制作:整音工程に突入:予備パイプ払底
2011/02/16の記録です。
鳴りの悪いパイプを、重症なものから順に、予備のパイプと交換してみました。
旋律がややつながりやすくなって、試奏が少し楽しくなってきました。
でも、3本の予備パイプを使い切ってしまったのにまだ鳴りの悪いパイプが残っています。これは、作り足さないとダメですな。1年前の作業をまた始めることになります。振り出しに戻る?。いや、モノゴトは螺旋状に進歩する、と信じましょう。
新しいこともないと元気が出ないので(←この性格だから困る)、それこそ1年前に作っていまいちだった試作のパイプや、今回交代させられたパイプなどで、ゲダクト(閉管)の実験もちょろっとやってみました。
端材で栓をつくり、革をかぶせてパイプの端に突っ込みます。
そのままで、よく鳴るものもあれば、全然鳴らなくなってしまうものもある。楽しい。
まあ、ふいご的にはそ〜っと吹いて鳴るぐらいでないとダメのようです。
オルガン制作:鍵盤ちょっと整形
2011/02/14の記録です。
オルガン鍵盤、ナチュラルキーの手前側の角を、トリマーでほんの少し面取りしました。
三角ビットを使い、我が家の cemb の鍵盤などを参考にしながら、まねっこして面取りしました。
シャープキーについても、角がいたくないように、ヤスリで面取りをしました。少し、手に優しくなりました。